更年期障害は放っておくと重症化する

更年期障害は誰にでも起こることですから、無駄に怖がる必要はありません。しかし、症状をそのまま放っておいてもよい、という訳でもないようです。

更年期障害の症状を放置しておくと、どのような事態を招くことになるのか、詳しく解説しましょう。

更年期障害を放置すると重症可するリスクが

更年期障害の症状には、実に様々なタイプのものがあると言われています。

ホットフラッシュや動悸、気持ちの落ち込み、不眠や肩こりなどが代表的なものですが、症状の現れ方には個人差があり、あらゆるところにちょっとした不調や痛みが出てくるものなのです。

たとえば、肌荒れや皮膚のかゆみなどのケース。更年期になると、皮膚の保水力が落ちて乾燥しやすくなり、肌荒れやかゆみを引き起こすことがありますが、それらの症状は、化粧品などでカバーするなど、症状が軽い場合はガマンする人がほとんどでしょう。

しかし、『肌のかゆみなんて』とバカにしていると、これがストレスとなって不眠やうつが出たり、ほかの症状へと移行していく可能性もあります。更年期だからじきに良くなる、と考えて放置しておくと、ほかの症状がプラスされてさらに症状がひどくなるケースが多いのです。

さらに、更年期のカルシウム不足を放置しておくと、骨粗鬆症を招くこともありますから、更年期の症状を放っておかず、日常的にサプリメントを利用したり、病院を受診して検査や治療を受けるよう心がけましょう。

日常生活の中で、更年期の症状を緩和させる方法は様々ありますが、どうしてもツラい症状に耐えられない…というときは、婦人科や精神科、心療内科などの専門医に相談して治療を受けるという選択肢もあります。

血液検査でホルモンバランスが崩れていることが分かったら、婦人科でホルモン補充療法を受けることができますし、うつ症状やイライラ、焦燥感など精神的な症状が強い時には、精神科や心療内科を受診しても良いですね。

若年性更年期障害から本物の更年期へ突入

最近では、20代や30代の女性の間でも、更年期障害のようなホットフラッシュや生理不順、頭痛などの症状が出る方が増えているといいます。

日本の女性は平均50歳前後で閉経を迎え、その前後の10年くらいの間が更年期と考えられますが、それよりも早い20代・30代で更年期のような症状が出てしまう「若年性更年期障害」の患者さんが増加していると言われているのです。

この背景には、女性の社会進出によりストレスや責任を抱えるようになったことや、過度のダイエット、食生活の乱れなどが挙げられます。精神的にも肉体的にもストレスにさらされた女性は、若い内からホルモンバランスを崩してしまうケースが多く、身体は更年期と同じ状態にまで機能低下を起こしてしまうのです。

このように卵巣機能が弱った状態を放っておくと、機能が回復せず40歳前に閉経を迎え、更年期へと突入してしまう可能性もあります。20代・30代で月経不順や無月経の女性は、放置せずすぐに婦人科を受診しましょう。

いずれにせよ、体に不調を感じたら、1人で悩まず誰かに相談すること。家族やパートナーに症状について説明して理解を求め、信頼できる専門医の判断を仰ぎましょう。

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