近年はスマートフォンやタブレット、電子掲示版など…なにかと電子機器を見る時間が長くなっています。そのせいか、目の疲れによる眼精疲労やドライアイに悩まされる人が増加。若いころからずっと悩まされている人が多く、更年期になるとさらにひどくなることも…。顔の印象がガラリと変わってしまう事もあるようですから、怖いですね。
眼精疲労は目の痛みだけでなく頭痛などの症状も引き起こしていきます。その症状は痛くて辛いですから、痛みがひどくならないうちにケアするようにしましょう。
更年期の症状が、目に現れることもあります。原因として考えられるのは、女性ホルモン・エストロゲン分泌の減少。
エストロゲンには、女性の全身の潤いを保つ働きがあるため、皮膚だけでなく目の乾きにも悩まされるようになるのです。以下のような症状が現れたら、要注意。
上記は比較的軽い症状です。目を酷使する作業を避ける、冬など部屋の空気の乾燥が気になる場合は、加湿器をかけるなどの対策で改善することもあるでしょう。
点眼薬を使用することも一案ですが、市販の商品には防腐剤が含まれていることもあるので、念のため眼科を受診すると良いかもしれません。
また更年期障害で現れる目の異状には、きちんとした治療を要する病気が隠れている場合もあります。
60代を超えると、男女を問わずほとんどの人の目に水晶体の濁りが生じます。これが白内障で、治療には手術が行われます。女性の場合はエストロゲンを補充することで予防につながる場合もあります。
緑内障の場合は視野が欠け、視力が低下します。こちらも手術やレーザーによって治療が行われます。いずれの手術も成功率は高くなっていますので、まずは定期検診を怠らないように努めてください。
実際には存在しない黒い点や糸くずのようなものが、目の中に浮かんでいるように見える症状です。周囲に蚊が飛んでいるように感じられるため、この名称がついたのだとか。
明確な治療法はないため「気にしなくても大丈夫」と診断されることが多いようですが、まれに網膜剥離を伴う病性の飛蚊症もあります。自覚症状がある場合は医師に相談してみましょう。
上記のような症状や病気を総称すると「老眼」ということになるのかもしれません。更年期以降、若い時には気にすることもなかった不具合が体のあちこちに生じてきます。
目もその一つとして、普段からできるだけいたわるように心がけていきましょう。
更年期に入ると眼球を支える筋肉が衰え始めますので、目が疲れやすくなります。焦点を調整する水晶体のコラーゲンも減少し、弾力も低下。その結果、眼が乾いたり疲れたり違和感を覚えるようになり、老眼といった小さな字が見えなくなる事も…。また、加齢により涙量が減ることで目が乾くドライアイも、更年期には増えてきます。パソコンやテレビ、スマートフォンなどを見続けていたり、夜更かしやストレスなどからドライアイを引き起こしてしまうのです。
加齢によって視力が低下してきますが、視力にあった眼鏡などをかけないと眼や体に負担をかけてしまい、眼精疲労やドライアイをひどくしてしまいます。40歳を過ぎたら定期的に検査をうけることが大事です。
また、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCは眼精疲労に有効な成分です。これらをたっぷりと含む緑黄色野菜、DHAを含む青魚やアントシアニンを含むブルーベリーなどの摂取もおすすめです。眼精疲労予防のサプリメントもありますので、ビタミンAやカロテン、ブルーベリー、ルテインなどが含まれているものを選びましょう。
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