更年期障害で不整脈になる?不整脈になる理由と予防

更年期障害の症状の1つである不整脈ですが、更年期障害でなぜ不整脈が起こるのか、理由を知っていれば対策も立てやすくなります。更年期障害で不整脈が起こる理由と、予防する方法について見ていきましょう。

不整脈は更年期障害の症状の1つ

脈拍が一時的にはやくなったり遅くなったり、脈拍のリズムが不規則だったりと、本来規則的なリズムで刻まれるはずの脈拍に異常が出ることを不整脈といいます。

健康な人でも不整脈があらわれることがあります。狭心症や心筋梗塞などといった心臓の病気を持つ人、高血圧や肥満などといった心臓の病気を引き起こすリスクを高める症状を持っている人は、特に不整脈になりやすいといわれています。

これらの要因がないのに不整脈が起きているという人は、更年期障害によるものかもしれません。顔ののぼせや頭痛、イライラ感や不安感などといった、更年期障害でよく見られる症状も併発しているのであれば、更年期障害が不整脈の原因である可能性は高いでしょう。

症状が重くてつらい場合は、更年期外来がある病院や婦人科の受診を考える必要があります。

更年期障害で不整脈が起きる理由

それでは、なぜ更年期障害で不整脈が起きるのでしょうか。心臓の病気が原因の不整脈は、心臓自体の機能が正常ではなくなることで起きることが多いのですが、更年期障害が原因で起きる不整脈は、「自律神経の乱れ」によって引き起こされると考えられています。

自律神経は心臓の拍動や脈拍を無意識に調節している神経ですので、この神経が乱れると、心臓の拍動や脈拍が乱れてしまうというわけです。

更年期には、卵巣でつくられる女性ホルモンの分泌量が急激に低下します。女性ホルモンの分泌量は、脳の視床下部と脳下垂体というところで調節されていますが、更年期の卵巣は視床下部や脳下垂体の「女性ホルモンをもっとつくりなさい」という指令に答えることができません。

すると、ホルモンバランスが崩れるため、視床下部を含む脳が混乱してしまいます。視床下部はホルモンだけでなく、自律神経も調節しています。したがって、ホルモンバランスが乱れて視床下部が混乱してしまうと、自律神経も乱れてしまうというわけです。

更年期障害からくる不整脈の予防法

更年期障害からくる不整脈は、心臓の病気が原因の不整脈よりも危険性は低いとされています。しかし、更年期障害の不整脈は自律神経の乱れが原因です。自律神経は、心臓の動きや脈拍の調節以外にも、胃や腸の運動や体温などの調節にも働く神経です。自律神経が乱れると、これらの機能も乱れてしまいます。

不整脈だけでなく、そのほかの体の不調も防ぐためにも、自律神経を整えるということが大切になってきます。

自律神経の乱れを整える方法はいくつかあります。自分ができることややってみたいことから始めてみましょう。

  • 規則正しい生活を心がける
  • ストレスをためないようにする
  • 軽い運動を習慣的におこなう
  • 睡眠の質と量を保ち、疲れをためないようにする
  • 食べすぎや飲みすぎを改善し、胃腸の状態をよくする
  • お風呂にゆっくり入るなど、夕方以降は体を休めるような生活にする

自律神経を整えるには、このような生活を心がける必要がありますが、仕事などで忙しく、このような生活を送ることが難しいという人もいるでしょう。

その場合は、サプリメントに頼るのも1つの手段です。不整脈や自律神経の乱れにも効果的なサプリもたくさんあるので、急に生活を変えることはできない、という人も、ぜひチェックしてみてください。

更年期障害の不整脈は自律神経の乱れが原因の1つです。心臓の病気が原因の不整脈ではない場合、生活習慣を見直すことで自律神経が整い、不整脈が改善する可能性があります。

仕事で忙しかったり、長年の生活習慣を簡単に変えられないと思っていたりする人は、自律神経を整えるサプリを利用するのもおすすめです。ただし、症状が重い場合や改善されない場合には、更年期外来や婦人科など、病院を受診するようにしてくださいね。

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