更年期障害は、女性ホルモンの減少にともなって体に現れる症状です。ホルモンの分泌量が急激に減ったために、体が驚いてさまざまなシグナルを出し、それが更年期障害と呼ばれる症状となります。
更年期障害は加齢にともなって自然に現れる体の変化ですが、人によってはつらくて起きられない、人前で汗をかいて恥ずかしい思いをした・・・など、体の変化に悩む方もいらっしゃいます。
更年期障害の症状には、物理的なホルモン療法が効果的です。しかしその方法だけでは体に負担がかかるおそれがありますので、女性ホルモンをサポートしてくれる食材を毎日の食事の中に取り入れてみてください。
女性ホルモンの乱れを緩和してくれる「大豆イソフラボン」など、更年期を乗りきるためのレシピを紹介します。
生活習慣病の予防には、普段から基礎代謝量以上のカロリーを摂らないといった工夫が大切ですが、そのために欠かせないものが「汁物」です。おかずだけでは口寂しいという時にも重宝する汁物ですね。
味噌汁には、女性ホルモン・エストロゲンに似た作用を与える「イソフラボン」がたっぷりと含まれる味噌と豆腐が同時に使用できますが、同じくエストロゲンに似た働きをする「フィトエストロゲン」が含まれるキャベツを加えれば、さらに更年期に嬉しいレシピになります。
【材料(1人分)】
【手順】
※お好みでにんじん、わかめ、油揚げなどを入れても美味しいです。
更年期障害の緩和には、ビタミンやミネラルの力が欠かせません。将来的に骨粗しょう症にならないためにも、消費量の多い栄養素は食べ物からたっぷりと吸収していきましょう。
卵巣の老化を防いでくれる「ビタミンE」は、かぼちゃやアボガドなどの野菜に豊富に含まれています。また、エストロゲンの代謝やPMSの軽減に役立つ「ビタミンB6」を含む食材としてはバナナがおすすめです。
アボガドとバナナを組み合わせて簡単にできるスムージーは、朝食や間食の1品に加えたいメニュー。そこに、大豆イソフラボンをたっぷり含む豆乳をプラスすれば、まろやかで飲みやすいお味に仕上がります。
【材料(1人分)】
※お好みで氷を入れてもOK
【手順】
程よい甘味がくせになるかぼちゃには、卵巣の老化を防いで若々しさをキープしてくれる「ビタミンE」が含まれています。ビタミンEには抗酸化作用があるため、アンチエイジングのための栄養素としてもぜひ取り入れておきたいところです。
かぼちゃの甘味を上手に引き出してくれる豆乳には、大豆イソフラボンがたっぷりと含まれていますので、更年期がつらい方にぜひ取り入れてほしい食材です。
【材料(1人分)】
【手順】
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